昨日まで5日連続で高騰していた日経平均だったが、それも今日で終了し、6日ぶりの下落だった。
昨日は、一時28,700円を超える上昇となったので、「C 28,750売」を損切りして、ロールアップしたのだが、結論ロールアップする必要がなかった。
まぁ、往々にしてこのようなことはよく起こる。 1月に「”逆”日銀ショック」が起こり、仕込んでいたストラテジーを突き破る上昇を見せた時もそうだった。 手仕舞わなければ、大きな利益になっていた。
結局、2023年3月限月のSQ値は、28,377.34円だった。
日経平均の強い上昇に伴い、「コール売」を2回ロールアップせざるをえなかったのだが、このSQ値であれば、1回目のロールアップ（「C 28,500売」 → 「C 28,750売」）すらする必要はなかったというわけだ。そして、当然ロールアップしないのであれば、利益が削られることはなかった。
今週の利益としては、以下の通り。
2回ロールアップを行ったため、最終的な利益は、4,000円であった。
昨年は、この3ヶ月に一回のメジャーSQのタイミングで、大きな損失を食らってしまっていた。
損失となるよりは、少しでも利益になる状態を続けたほうが良い、と自分に言い聞かせることにした。そして、昨日から次週（3月第3週限月）の仕込みを開始した。
今回の日経平均の上昇は、需給要因で、空売りをしていた一般投資家の買い戻しが効いているという見解の人が複数みられた。 となれば、SQを超えると下落する可能性が高い。
そこで、少し離れた（今週では絶対到達しないであろう）「C 29,500」を売ってみることにした。
23-03 W3 C 29,500 売 41円 2枚
上記ポジションは、日経平均がリバウンドして高くなった時に、仕込んでおいた。
すると、そこに女神が舞い降りた！
金曜日の夜間取引において、日経平均はもう1段下がった。
そして、前日仕込んだ「C 29,000売」のオプションプレミアムが一気に剥がれ落ちた。
よしっ！！ これは利確だ！！
23-03 W3 C 29,500 売 41円 2枚 → 3円で利益確定 （+76,000円で利確）
まさしく、”捨てる神あれば拾う神あり”である。
最終版のポジションは、以下の通り。
最終的な損益は、+80,000円の利益だった。 （手数料を引いて、+76,436円の利益）
ふぅ～ なんとかMSQは乗り切ったか・・・
何とか損失だけはしない様に管理しながら、３月は乗り切ろう。
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