2024年1月限月は、異常な急騰で打撃を受けた人も多かったのではないかと想像する。
私も打撃を受けた一人ではあったが、その前に遅ればせながら昨年の結果を書いておこうと思う。
過去ブログについては、2023年5月第4週限月まで書いていたが、もちろんそれ以降もぼちぼちとオプション取引は続けていた。
ただ、利益が出ても微々たる金額である一方、損失が出る時は津波のように大きな金額がかっさらわれる状態で、やればやるほど損失を抱えてしまっていた。 それもあり、ブログを書く気にもならなかった。
一つ前のブログの2023年5月第4週限月に2023年最大の損失を喰らい、その時点で既に証拠金が2023年当初(380万円)の半分以下になった、
と書いたが、実はその後も中位の損失を何回か食らっており、やればやるほど損失が嵩むという状態だった。
2023年は、更に大赤字。 そう。 ドツボにハマって抜け出せなくなっていた。
2023年取引の結果: -2,281,508円
結果は以下のグラフの通り、証拠金が過去最低の65万円にまでになってしまった・・・
この証拠金推移と、日経平均の動き(週足)を重ねてみると・・・
急落時もさることながら、急騰時でもやらかしている様子が見て取れるかと。
それぞれの大損失時の詳細は、以下のリンクを参照。(2023年5月第4週限月までしか書いていないが)
2023年1月の失敗
2023年3月の失敗
2023年4月の失敗
2023年5月の失敗
さてさて・・・・
ここまで見ていて、この65万円という証拠金では、1枚のコール/プット売りすら入れれないのはお分かりだろう・・・ (買いのみにするか、ミニオプションで売るしかない。)
しかし、1枚(実際は、ミニオプション10枚)売りをしている。
そう。 公的資金(=生活資金)を注入するという、禁断の裏技(?)をやらかしているからだ。 (7月と10月の2回)
ダメダメ投資家が、地獄一直線となる典型的なパターン。
これではダメだ!と思い、11月からやり方を変えることにした。
(あれ?オプション取引を止めるんじゃなくて??と自分にツッコミ。)
やり方を変えた結果、11月からの2ヶ月、何とか盛り返すことが出来た。(11月~12月の2ヶ月で、85万円のリカバリー。 下のグラフの緑丸部分)
上記のグラフに日経CFDの週足を重ね合わせると、
今回やり方を変えたことによる今までと大きな違いは、日経CFDが急騰しているにも関わらず、利益が出せているということ。
自分でルールを作り、それに基づいて試行錯誤しながら取引を進めた結果ではあるが、自分の取引履歴を分析できていないので、そのルールが合理的なのか、偶然良い結果になったのかは、まだ分かっていない。 取引を続けつつ、これから分析・検証していきたい。
ただ、現時点で確実に言えることとすれば、今回の手法はこれまでよりは良いやり方ということであろう。
昨年一年間で、-228万円の損失を被ったが、少しだけ希望が持てた。
(と言いつつも、2024年1月限月の恐ろしい程の急騰と、異常なSQ値で、焼かれてしまったが・・・)
コメント欄
初投稿からすべて読まさせていだだきました。詳細なポジションの変遷、心境の描写など記載いただきありがとうございます。まるで連続ドラマを見ているかのようにのめり込んでしまいました。今も相場の世界に生きていらっしゃるようでしたら近況をお知らせください。
嬉しいコメントありがとうございます!
はい。 相変わらず崖っぷちですが、何とか生きてはいます(汗)
完全なる自己満足の世界と分かりつつも、自分のやってきた足跡が目で見て分かるように、その時の感情が分かるように、と考えてブログを書いていました。
ただ、度重なる苦難の日々で心が折れそうになり、ブログも半ば放置気味でした。
頂いたコメントで、また書く気力が出てきました。 有難うございます!
ただ、年が明けてから上手くいくと思いきや、昨今の急騰でまたもややられていますが(苦笑)