2022年 証拠金の推移(1)

日経225オプション

コールやプットの売買ポジションが多くなると、プラスやマイナスが複雑になるので、SQを迎えて”現実損益”が確定しないとその週の損益が分かりづらい。 そのため、ブログに記載しているように、SQ時の損益が計算できるものをEXCELで作ってみた。

ただ、週ごとにプラスやマイナスがあるので、同様にEXCELなどで記録をしていないと、これまた長期的な累計損益は、分かりづらい。 (当然損益の履歴もEXCELで作ってはいるが・・・)

そこで、実際取引をしながら感覚的に進捗を確認できる方法として、「証拠金額」を見ることにした。


もしかすると証券会社によって証拠金額の見え方が違うかもしれないが、私が使っている楽天証券では、

  • オプション売が約定する → ”オプションプレミアム-手数料”分、証拠金が上がる
  • オプション買が約定する → ”オプションプレミアム+手数料”分、証拠金が下がる

そして、SQ値が仕込んだオプションの権利行使価格に対してOTMであれば、証拠金はそのまま。
ITMの場合は、売りオプションは証拠金から損失分が引かれ、買いオプションは証拠金に利益分が足される

従い、オプションを仕込んだり、手仕舞ったり(ロールアップ・ロールダウンも含む)しながらも、証拠金額を確認し、前週SQ日に確定した証拠金額を上回るように、オプションを売買している。


そして、2022年12月限月が終わった時点での証拠金は、3,815,796円

ブログの中でオプションの売り枚数を、コール・プットそれぞれで2枚、と述べているのはこの証拠金額が前提になっているからである。(3枚仕込むことも出来なくは無いが、ATMが売りオプションに近づくと、追証になるリスクがあるため、2枚に留めている。)

そして、2022年年初の証拠金は、4,106,681円であった。 そう、2022年も終わろうとしているのに、未だにマイナスなのである

2022年の証拠金推移を公開すると、以下の通りである。

2022年 証拠金推移

愚直に利益を積み上げるも、ほぼ3ヶ月に一度大幅損失を喰らい、振り出しに戻されている。
ホント何かの株価みたいな動きだ。 株価で言えば移動平均線に頭を抑えられた様な戻されっぷり・・・
一時期は、300万円を切りそうなレベルまで落ち込んだが、何とか土俵際で耐えて戻すことが出来た。

証拠金レベルに応じた自分の心持ちはこんな感じだ。

  • 300万円台 緊急事態。 もう1円も損できない。
  • 330万円台 かなり緊迫感有り。 リスクを取らず少額利益を積み上げたい。
  • 350万円台 少し安心。 コール売、プット売の枚数で利益を積み上げたい。
  • 370万円台 多少の損失は覚悟の上で、利益を伸ばしたい。
  • 380万円台 今ここ。 400万円まで後少し! (しかしいつもここで大損失を喰らう)

そう、今380万円まで戻して来たが、ここからが本当の勝負。 多少の損失は仕方ないとして、大幅損失を喰らわないように、着実に利益を積み上げていきたい。

3ヶ月毎の大幅損失時に何が起きたのか、また別途書こうと思う。
(”凋落の軌跡”の続編も書けてないのにね・・・)

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