2022年12月限月(メジャーSQ)の振り返り ~もみ合い相場を見るだけだった一週間~

振り返り

今週は3つの売りポジションで10万円の利益を出せたのは良いことだが、3つしか仕込めなかった事自体は考察の余地がある。 今週の活動を振り返ってみたい。

12/1 木曜日、12/2 金曜日 ~前週の仕込み~

11/1(木)の夜間取引において、
 22-12 2W P 27,125 42円 1枚
を。 そして、12/2(金)に相場の下落に合わせて、
 22-12 2W P 26,750 51円 1枚
を仕込んだ。

前週の教訓を活かし、極力遠目のポジションを仕込んだ。 これにより、ATMが迫ってきても冷静を保ちながら相場を静観できる、というのが目的である。

12/5 月曜日~ 12/7 水曜日 ~只々 静観~

 前週にプット売りを2枚仕込んだので、今度はコール側に売建玉を仕込もうと考えていた。
 前週のパターンで行くと、上側は27,900円から28,000円まで動くと想定し、

  • 28,875円
  • 28,750円

辺りに指値をして待ち構えていたが、日経平均は27,600~27,800円辺りを漂うばかりで、指値に引っかからずに、ただ時間が過ぎていった。

そうしている内にオプションプレミアムが剥がれ落ちていき、コール売りのポジションを取り辛くなってしまった。

12/8 木曜日 ~取引最終日~

何も仕込めないままここまで来てしまったが、利益を10万円にするには、コール売りを仕込まなくてはならず。 木曜日にもう一段下がったのを見て、勇気を持って、コール売を仕込んだ。

 ③22-12  C 28,000 売   11円 1枚

この時点で27,500~27,600円であり、散々米国市場に足を引っ張られている日経平均だったし、大きな経済ニュースなどの予定も無いので、思い切って28,000円に仕込んだ次第である。

この日のATMは、丁度私が仕込んだポジション、「P 27,125売」と「C 28,000売」、のど真ん中辺り。 27,500円で反発していることから、下は27,125円まで行かないだろうと考え、そして上も27,900円辺りで壁がありそうなので、寄り付きまでに28,000円は行かないだろうと考えた。

12/9 金曜日 ~メジャーSQ日~

日経先物・CFDは、前日の夜間取引で上昇する動きを見せたが、28,000円まで到達するような動きにならず、一段上の27,700円辺りにとどまる様子だった。

SQ値は、寄り付きあたりで決まるため、金曜日の日中の値動きはSQとは関係ないが、11/9日中では28,000円に迫る動きも有った。日経平均強し!
今週の損益は、+104,000円(手数料を除いて、+103,406円)だった。

まとめと対策

上がろうとしている日経平均の足を、軟調な米国相場が引っ張っていた感じの一週間だった。
先週のパウエル砲のイメージが強く残っており、急騰するのではないか??という思いに駆られ思い切った仕込みが出来なかった。

この対策としては、以下になるかと思う。

  1. クレジットスプレッドを組んでおく(例えば、「C 28,125売」+「C 28,250買」など)
  2. テクニカルの指標を用いて、上がりにくいと言う根拠を持っておく。

さて、来週はFOMCがあるので荒れると思われる。 どの様に荒波を乗り切っていこうか・・・

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