これまでの話は下記を参照のこと。
私の日経225オプション取引 凋落の軌跡(1)
私の日経225オプション取引 凋落の軌跡(2)
私の日経225オプション取引 凋落の軌跡(3)
現時点は以下の通り。
さて、証拠金も積み上げ、複数のオプション売りを仕込めるようになり、さらに4月の最終週には35万円/週という利益も出せるようになった状況下、自分勝手な目標を立てるようになった。
念頭に有ったのはFIREのこと。 月50万円行けば、生活できるレベルとなる。 1ヶ月4週間と考えれば、一週間 12.5万円稼げれば、月50万円は達成できる。 既に35万円/週の利益を叩き出しているので、12.5万円/週はそれほど高いハードルだとは思わなくなった。
実際の2021年5月のWeekly成績は以下の通り。
- 2021年 5月第1週限月 176,393円
- 2021年 5月限月 -471,356円
- 2021年 5月第3週限月 359,223円
- 2021年 5月第4週限月 420,215円
5月は学びのある月であった。 その学びを自分のものにできていれば、今の状態はもう少し変わっていたのかもしれない。
5月の第1週はGWのため、初日の5/6(木)が取引最終日。
今だったら怖くてやれないが、ほとんどの売建玉をその前の週に仕込んでいた。
そして、怖いもの知らずの初心者らしく、取引終了ギリギリに、ATMに近いところでコール売を入れるという暴挙にでている。
5月の第1週は、日経平均もそれほど動かず、前週に仕込んだ売りポジションはATMからの距離もあり、問題なくWeekly SQを迎えることが出来た。 (日経平均は、ほとんど動かなかったので、ATM近くに仕込んだ、C売建玉も、結果的に利益となった。)
そして、5月の第2週(Monthly SQ週)で初の暴落を経験することとなる。
この時の自分の手口を改めて見てみると、非常に危険極まりない判断をしている。 結果として-471,356円の損失だったのだが、これはそれでも運が良かっただけで、-100万~-300万円以上の損失になっていたリスクがあった。
今でも覚えているが、この週の木曜日、金曜日は生きた心地がしなかった。
オプション取引で裸売りをすることの恐ろしさをこの時実感することになる(が、反省しなかった結果、後にさらなる地獄を見ることになる。)
(つづく)
コメント欄