前回の投稿から時間が経ってしまったが、3月15日(水)夜の続きの話である。 前回の話は以下を参照のこと。
日を超えて16日未明には、26,500円までも突き破る勢いで下落していた。
惜しむらくは、3月15日(水)の大引け間近で、少しでも利益を積み上げようと、追加でP売を入れてしまったこと。
⑫ 23-03 3W P 26,750 売 44円 1枚
これにより、損失が加速度的に増える状況となった。
無論、それよりも下がる可能性も否定できない。 もうここまで来たら無傷ではいられないと覚悟を決めて止血用の、P買を差し込むことにした。
⑭ 23-03 3W P 26,500 買 180円 1枚
そして、もしリバウンドをした時に利益を取れるようにダメ元で、オプションプレミアムが少なくなっているコールオプションを10枚買い入れた。
⑬ 23-03 3W C 27,750 買 4円 10枚
さらに、更に下落した時に利益を取れるように、オプションプレミアムが少なくなっているプットオプションを10枚買い入れた。
23-03 3W P 25,500 買 6円 10枚 (この仕込みには番号は振らず)
後は、取引最終日の翌日の日経平均の動きを見つつ、どうするかを決めるしか無い。
そして、5月16日。
日経平均はこの日、安値は26,600円まで到達したものの反発し、27,000円を回復した。
リバウンドしそうな気もしていたが、銀行破綻起因の下落なので、すぐには安心できない。
少し様子をみていたが、保険で入れた P26,500 買も、不要なのかと思い始めた。
また、最後に仕込んだP売も、損切りしておいたほうが良いかと思い、手仕舞った。
⑭ 23-03 3W P 26,500 買 180円 1枚 → 100円で手仕舞い(-80,000の損失)⑫ 23-03 3W P 26,750 売 44円 1枚 → 175円で手仕舞い(-131,000の損失)
そして、下の方に差し込んだ P買 x10枚が有ったので、証拠金的に追加P売りを入れても問題ないだろうと判断し、利益確保のために以下を仕込んだ。
⑮ 23-03 3W P 26,375 売 84円 1枚
⑯ 23-03 3W P 26,250 売 52円 1枚
そして、何を考えたのか、ATM付近なのにコール売を1枚入れた。
⑰ 23-03 3W C 27,000 売 97円 1枚
これで、今週の取引を終えることになった。
5月16日時点でのポジションは以下の通り。
そして、利益曲線だが、もう利益を上げれるような形になっていない。
運が良ければトントン。 上でも下でも大きく振れれば、大きな損失は免れない状態となった。
そして、運命のSQ日・・・・
前日(3/16)の夜26,750円だった日経CFDが、22:30から上昇に転じた。
27,000円でうろついてくれれば良かったのだが・・・
結果、2023年3月第3週限月のSQ値は、27,237円 66銭だった。
やはり、戻りましたか・・・
またもや、同じ轍を踏むパターン。
もともと着地は27,000円前半と予想していた。
クレディ・スイスの件がなければ、そうなっていただろう。(タラレバだが)
今週の損失は、-203,660円であった。
なお、後でまとめて計算したため、各オプション損益の計算が間違っているかもしれない。
(因みに、手数料も含めると、-245,308円の損失であった。 手数料で4万円にはならないと思うので、どこかに間違いがあると思われる・・・)
オプションのポジションを示したグラフなどは、ひと目見ても何が何だか分からない状態だ。 こうやって過去を振り返ってみると、「あの仕込は失敗だった」、「こう仕込めば良かった」と思うことが多々ある。 やはり冷静に考えることが出来る環境(ポジション取りも含め)を構築しておかないといけない。
とは言え、前のブログに書いた通り、クレディ・スイスショックは、始まりに過ぎなかった。
ここから、失敗を重ねて行き、最悪の状況に行き着いてしまう。
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