前回投稿から時間が空いてしまった。
何かの物語であれば、ここから利益が急回復をしてリベンジが始まる!というような展開になっても良いのだが、現実は然に非ず。 気が重いが、5月第3週限月の履歴を書いていこうと思う。
5月15日(月) 5月第3週限月の始まり
先週金曜日の終値は29,388.30円で、日経CFDはじわじわと上がってきている展開での月曜日であった。
寄り付きは、29,547.04円。
いきなり、29,500円を超えてきた。
次は、30,000円の壁を突き破るには日柄が必要だろうと思い、30,125円でコール売りを仕掛けた。
① 23-05 3W C 30,125 売 23円 1枚
この日の終値は、29,626.34円。 それ程動いていないので揉み合いの展開になるのかと思った。
しかし、夜間で上昇したので、追加でコール売りを仕込んだ。
② 23-05 3W C 30,125 売 35円 1枚
5/15時点のポジションは以下の通り。
5月16日(火)
日経平均は更に上昇し、29,838.01円で始まった。
急に上昇してコール売①②に近づいてきたが、30,000円の壁で跳ね返されるだろうと思い。 この日は静観。
5月17日(水) 日経平均の上昇 始まる
前日の夜に米国市場は軟調だったが、安定している日本株が外国人投資家の受け皿になったこともあり、日経平均は4日連続 年初来高値を更新した。 終値は、30,000円を超えてしまい、30,093.59円だった。
この日の市況は以下のリンクで。
株探 2023年5月17日の市況
となると、月曜日に仕込んだ「C30,125売」がピンチになってきた。
ここで、ロールアップする決断をした。
ただ、こう言う状況では、
- もうそろそろ反落するだろうという思いにとらわれてしまう
- Weekly SQまで日がないため、ATMから遠い権利行使価格のオプションプレミアムは下がってきている。
ことから、ロールアップする幅も小さくしてしまいがちだ。
実際、この時 1つ上の権利行使価格にロールアップする決断をした。
① 23-05 3W C 30,125 売 23円 1枚 → 93円で手仕舞い (-70,000円の損失)② 23-05 3W C 30,125 売 35円 1枚 → 93円で手仕舞い (-58,000円の損失)
そして、ロールアップ。
③ 23-05 3W C 30,250 売 52円 2枚
だがしかし、ここで上昇が止まると思いきや、夜間取引になってから日経先物・CFDは、更に上昇を始めた。
その結果、折角ロールアップしたポジションをクローズする羽目になった(涙)
そして、すがる思いでもう一つ上のポジションにロールアップした。
なお、「C 30,250売」を手仕舞う際、もうそろそろ下がるかと思い、先ずは1枚手仕舞った。ただ、実際は上昇が止まることはなく、更に上昇を続けることになった為、損失が拡大した状態で残りの1枚も手仕舞わざるを得なかった。
③ 23-05 3W C 30,250 売 52円 1枚 → 135円で手仕舞い(-83,000円の損失)③ 23-05 3W C 30,250 売 52円 1枚 → 175円で手仕舞い(-123,000円の損失)
そして、ロールアップ。 流石に怖いので、今回は1枚だけロールアップした。
④ 23-05 3W C 30,375 売 77円 1枚
5/17 日中取引時点でのポジションは以下の通り。
しかし、まだ上昇する可能性もあったため、ATMから距離を取り、次週のポジションにカレンダーロールアップすることにした。
⑤ 23-05 4W C 30,750 売 140円 1枚
5月18日(木) 日経平均はさらに上昇
2023年5月第3週限月の取引最終日。
夜間取引から、ロールアップした「C 30,375売」を超える勢いだったが、下がるのではないかという思いからホールドしていた。
しかし、相場が始まる8:30頃から、強い上昇の気配を感じ取ったため、泣く泣く「C 30,375売」を手仕舞う決断をした。
④ 23-05 3W C 30,375 売 77円 1枚 → 170円 (-91,000円の損失)
そして、昨日同様、翌週のポジションにロールアップした。
⑥ 23-05 4W C 30,750 売 170円 1枚
結局は、SQ日前に5月第3週限月のポジションはすべて手仕舞う事になった。
SQ日前だが、損失は既に確定している。
2023年5月第3週限月の損益は、-427,000円 (手数料を引いて、-429,115円)だった。
利益は少ないくせに、損失は膨大。 損大利小のまんまである。
5/18時点のポジションは以下の通り。
しかし、しかし、しかし!! 物語はここで終わらない・・・
夜間取引で、日経先物・CFDは更なる上昇をすることになる・・・
ほんま、ええかげんにしてください(涙)
逆張りばかりやっていて損切りが出来ない人間の末路はこう言うことなのかと(遠い目)
5月19日(金)Weekly SQ日
2023年5月第3週限月のポジションは既に手仕舞い(損切り)しているため、確定している。
本来であれば、SQ値がどうであれ、もう気にするところではない。
しかし、翌週にロールアップしたポジションを前日時点で既に突き破っているところに大きな問題がある。 寄り付き前の値動きは以下のような状況だった。
2023年5月第3週限月のSQ値は、30,888円56銭だった。
むむう。 この時点で翌週の「C 30,750売」のポジションを突き破っている・・・
この週の月曜日の寄り付きから、1300円も上昇するとは・・・
2023年5月第3週限月の状況は以下の通り。
週末を挟んで少しは、時間価値が剥がれ、また少し売り圧力がかかって下落することを期待して、それ以上、現ポジションに手を付けず、2023年5月第3週限月を終えることにした。
当然、このような賭けの様なやり方は一番良くないことは理解していたものの、メンタル的にこれ以上切れない状況であった。
しかし、翌週はさらなる悲劇に見舞われることとなる。
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