私の日経225オプション取引 凋落の軌跡(6)~快進撃が続いてしまう~

日経225オプション

これまでの話は「凋落の軌跡 まとめ」ページを参照のこと。

100万円/月と言う自分勝手な目標を立てたがために、当然ながらオプションプレミアムが高いポジションを狙って取るようになった。(つまり、ATMに近いポジション)

25万円/週を達成すれば、月100万円は行ける! それがコンスタントに達成できれば早々にFIREも可能ではない!という幻想を抱き、更に資金をオプション口座に入れ込み、多くのポジションを取ることによって更に利益を得ていった。

そして、6月からは、私の望む通り100万円の利益を出せるようになった。

2021年6月のそれぞれの週でのポジション概要は以下の通り。

6月の結果は 1,064,139円であった。

現時点の見方で売建玉のポジションを考察すると、6月の売建玉は、かなり際どい所に入れていると言わざるをえない。 それでも、損失を出していたポジションは、売建玉がITMになって損失になった訳ではなく

  • 売りポジションのロールによる損失(6月第3週限)
  • 買いポジションの手仕舞いによる損失(6月第1週限、6月第4週限)

が、殆どだった。
売りポジションがITMになることの恐怖は、2021年5月限月で味わったはずなのに、ある程度の規模の利益を毎週連続して出せたことから、その恐怖をすっかり忘れ去っていた。

リスクの高い売りポジションを入れていたにも関わらず、利益を出し続けられた理由は、私の腕でも何でもなく、単に2021年6月の日経平均の変動が小さかっただけだ。

実際のWeeklyの変動幅は以下の通り。

※Weekly高値、Weekly安値及び振れ幅は、月曜日~金曜日のMAXとMINではなく、「月曜日~木曜日+金曜日の始値」のMAXとMINを見ている。(Weeklyオプション取引は基本月曜日~木曜日に行っているため)

これを見ると、6月第4週限月以外は、400~600円の間の変動で収まっていた。 これが、リスキーな売りポジションであっても大きな損失にならなかった理由だ。

なお、6月第4週限月は1,341円とかなりの振れ幅だが、それでも42万円もの利益を叩き出している。
過去の自分に対して「なかなかやるな!」と思ったが・・・

はい! それは単にまぐれです。

6月第4週限月は、月曜日に大幅下落し、その後上昇に転じた。 急落した後は急騰するだろうという根拠のない勝手な素人逆張り思考が当たっただけである。

しかしながら、利益が取れた期間が続いた為に、これが自分の実力と勘違いをし始めることになる。

(つづく)

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