今週の戦略は如何に ~2022年11月第1週限月 月曜日(10/31)~

日経225オプション

先週の余韻も冷めやらぬまま、今週を迎えた。
今日で10月も最後。 時が経つのは早い。

今週は注意が必要な週だ。
今週の主要なマーケットイベントは以下の通り。

11月2日(水)
  10:45 製造業PMI(中)
  23:00 ISM製造業景況指数(米)
11月3日(木
  3:00 FOMC結果発表(米)
11月4日(金
  21:30 雇用統計(米)

言うまでもなく、ここで一番重要なのは、FOMCの結果発表だろう。
そして、間が悪いことに、日本は11月3日が文化の日で祭日となる。
祝日取引が出来る様になったので、何か有っても対応ができると思うかもしれないが、それは通常のMonthlyオプション取引をしている人の話。 Weeklyオプション取引の場合、これが大問題なのである。

今週は
 11月2日(水) 11月第1週限月の取引最終日
 11月3日(木) 祭日 (何も出来ない)
 11月4日(金) 寄り付き付近で、Weekly SQ
という状態。
つまり・・・・

  1. 11月3日の早朝にFOMCの結果発表で急激に日経先物が動いたとしても、11月第1週限月の取引は既に終了しているので、何も出来ない
  2. FOMC発表の日の朝9時(つまり6時間後)にWeekly SQを迎える状況であれば、ある程度ATMから離れたポジションを取ってさえいれば、ITMになるリスクは低くなる。
    しかし、今週はWeekly SQまで空白の1日があることで、日経平均が更に変動するリスクが大きくなる

今週に限って言えば、ポジションをSQまで持ち越すのはリスクが高すぎると思った。
ではどうするか・・・

勝手な仮説だが、

  • FOMCを控え、日経平均(米国市場も含む)はレンジで揉み合うのではないかと思われる。
  • となれば、少し狭めのショートストラングルを組んで、タイムディケイを活用し、取引終了間際で手仕舞う

のが有効なのではないかと考えた。
実際、今日は夜間も含め、今のところ変動幅は極めて小さい。

10/31 日経平均 日中 5分足

従い先ずは、

 22-11 1W P 26,625 45円 1枚

を仕込んだ。 コール側にも売建玉を入れようとしたが、うまく行かず・・・・ ATMとの距離とオプションプレミアム額で、どの権利行使価格にするか模索中・・・・

本日のポジションは以下の通り。

10/31のポジション状況
10/31の利益カーブ

さて、今週は無難に乗り切れるか。

コメント欄

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました