昨日が祭日だったため、2022年9月第4週限月は今日火曜日から始まる。
そして、シルバーウィークのため金曜日も祭日であるため、明日水曜日(9/21)が取引最終日で、木曜日(9/22)がWeekly SQ日となる。 実質今週は2日しか無い。
さらに輪をかけることに、今週はFOMCが開催され、米国の金利決定が9/22早朝に発表される。 そう、Weeklyオプション取引が終わってからの金利決定である。 ここで、相場が大きく動く可能性がある。
現在のところ、FOMCにおいて0.75ポイントの利上げが想定されているが、先のCPI(米国消費者物価指数)で、インフレ懸念が継続していることもあり、1.00ポイントの利上げも懸念されている。
実際の利上げが、0.75ポイントであれば、相場は楽観視して上昇するだろうし、逆に1.00ポイントになれば、相場が悲観して下落する可能性がある。 つまり、どちらにも転ぶ可能性があるのが今週の状況である。
その様な状況下、どの様にポジションを組むべきか思案した。
一番は、今週は何もせず、FOMCの結果を見てから動く、のが賢明なやり方だろう。
ただ、昨日書評としてブログに書いた本の事が脳裏をかすめた。 (読書: 日経225Weeklyオプション取引入門) FOMCの結果で米国指標が動き、それにつられて日経CFDや先物がある程度動くはず。 そうなれば、明日の大引けギリギリでコールかプット(もしくは両方)を買うことによって、利益が出せるのではないか、と思うに至った。
ただ、どっちに転ぶか分からないので、コールとプットの両方を買い仕込みするとして、少しでも買いのオプションプレミアムを節約する手法が無いか考えた。 そこで、以下のポジション仕込みを考えた。
- 9/20 ショートストラングル を仕込む
- 9/21大引け ATM付近でロングストラドル を仕込む
イメージ的には以下の様な感じ。
ただ、明日までに大きく変動するリスクもある。 その回避策として、コールもプットもクレジットスプレッドを組んだ。
経験上、大引け間際のATMのオプションプレミアムはおおよそ110円前後。 もし、ATMが27,500円近辺で、うまくコール・プット買いを仕込めたとすれば、以下の様なシミュレーション結果となる。
(クレジットスプレッドで仕込んでいたオプション買いを手仕舞った前提。)
Weekly SQ値が、27,500円であれば、最大損失130,00円。 そこより、125円上下に動いて-5000円。 それ以上動くと大きな利益が取れる計算となる。
ただ、果たしてそううまく狙ったオプションプレミアムで買いポジションが仕込めるかどうか・・・
ちなみに、今日は昨夜の米国市場上昇を受けて、寄り付きで高値の27,900円台に到達した。 ただ、その後、売りに押されてか、27,600円台まで下がることとなった。
本日時点のポジションは以下の通り。
このブログを書いている23:50付近では米国市場は下落している。 果たしてどうなることやら・・・