これまでの話は「凋落の軌跡 まとめ」ページを参照のこと。
2021年8月30日の週前半の話は以下のリンクから。
波乱の8月31日が終わったものの、夜間取引での日経先物の動きは目が離せなかった。
8月31日(火) 夜間取引
「C28,000売」x 2枚の手仕舞い(損切り)は正しいことだと思いつつも、損失を負ってしまったことにより、心理的に少しでも取り戻したいという気持ちが働いた。
その結果、コールオプションを買い増してしまった。
⑥ 21-09 1W C 28,250 売 48円 1枚
⑦ 21-09 1W C 28,250 売 71円 1枚
⑧ 21-09 1W C 28,375 売 33円 1枚
その後は、夜間取引の動きを静観することにした。 きっと先物は折り返して下がるだろう、という希望的観測を抱きながら・・・・
2021年9月1日(水)日中取引
値動きは気になるところ。 早めに目が覚めてしまい、そのままスマホをONにして日経先物のチェックをした。
むむむ・・・・なんとも・・・
日経先物は切り替えして大きく下落すると思っていたのだが、まだ28,125円付近でうろついているではないか。
そして迎えた朝。
それでも、日経平均が切り替えして下落に転じることを祈らんばかりに信じつつ。
取引開始の時間を今か今かと待ち構えた。
ここから、本当の地獄が始まった・・・
なんと、オプション取引が開始する8:45から、先物が上昇をし始めてしまった。
これはやばい!
やばすぎる!
私の焦りとは裏腹に、日経平均は上昇を続けた。
もうだめだ・・・
先ずは先週仕込んだポジションを手仕舞う決断をした。 21-09 1W C 28,125 売 62円 1枚
→ 230円で手仕舞い(-168,000円の損失)
そして、損失まではカバーできないが、ロールアップを試みた。
⑨ 21-09 1W C 28,500 売 44円 1枚
この時、心のなかでこう叫んでいた。
もういいだろ! そろそろ下がれ! もういいから下がれ!
月曜日から既に500円も上がってるんだぞ!
(なお、昨今1日で1000円も動く事もあるので、実は500円幅は大したことは無いのだが・・・)
既に、「C28,250売」すらITMになっている状況下、もう一つの「C28,125売」も手仕舞いせざるを得なかった。
① 21-09 1W C 28,125 売 71円 1枚
→ 345円で手仕舞い(-274,000円の損失)
もう何をやっても裏目裏目。
こんな状態でも、日経平均はまだ下がるだろうと思い込んでいた。
もうそろそろ、下がるだろう。 いや下がるはずだ、と。
既に「C28,250売」x3枚、「C28,375売」x2枚が、ITMになっているので、本来であれは、これらはもう手仕舞って然るべきなのだが、
・損失確定の恐怖
・日経平均が反転するだろうという僅かな期待
が、正しい判断を鈍らせた。
その結果、この日は何も手を付けずに放置してしまった。
しかし、日中は28,375円~28,500円の間を彷徨うだけだった。
しかも、取引終了間際には寧ろ日経平均は上昇する素振りを見せた。
2021年9月1日(水) 夜間取引
夜間取引で日経平均が下がるのを期待していたが、私の意に反して上昇し、遂にロールアップした「C 28,500売」すら、飲み込んでITMになってしまった。
もはや、これまでか・・・・
9/1だけの損失額は、-442,000円。
そして、ここまでで累計損益は、-687,000円の損失となった。
(つづく)
コメント欄
まさかの売増し、、、
当事者でないのに胸がキューっと締め付けられる感覚になりました。
吐き気をもよおすレベルです。
コメントありがとうございます。
そう、そのまさかなのです・・・
当時の再現をしながらブログを書いていますが、自分がやらかした事とはいえ、気分が悪くなるレベルです・・・