先週はもみ合いの中で損失を出してしまった。
3月の中旬から下落でやられ、その後上昇でやられ、もみ合いでもやられてしまうという、どうしようも無い状態の中、今週はどうしたら良いのだろうと考えた。
今週は動くだろうと思い、前週の4月第3週限月のSQ着地した直後に、「逆レシオ・コール・スプレッド(勝手に命名)」を仕込んでみた。
① 23-04 4W C 28,875 買 90円 2枚
② 23-04 4W C 28,625 売 195円 2枚
利益曲線としては以下の通り。
日経平均が、29.125円を超えて着地しないと利益にならないが、このストラテジーを選んだ理由は、残存日数が残っている状態であれば、上に動いても下に動いても利益になる可能性があるからだ。
期中の利益シミュレーションは以下の通り。
太い線が直近で、線が薄くなり、破線になるほど、先の日にち(残存日数が少なくなる)の状態を示している。
まだ、上昇する可能性もあると考えており、少し上昇するのであれば、利益が出ている内に手仕舞いをし、下落するのであれば、これまた早めに手仕舞うか、そのまま放置しても良いと思った。
4月24日(月)
4月第4週限月を迎え、日経平均は少し上がったもののもみ合いであった。
ただ、うまく前週に仕込んだ「逆レシオ・コール・スプレッド」を手仕舞えたので利益を確保することが出来た。
① 23-04 4W C 28,875 買 90円 2枚 → 70円で手仕舞い (-40,000円の損失)② 23-04 4W C 28,625 売 195円 2枚 → 120円で手仕舞い(+75,000円の利益)
そして、逆レシオ・コール・スプレッドを手仕舞った後、上の方にコール売でロールアップした。
③ 23-04 4W C 29,125 売 22円 1枚
そして、本来ならばもう少し利益を稼ぐためにプット側にポジションを入れるのだが、既に天井で落ちるのではないかと言う恐怖もあり、プット側には何も仕込まずにいた。
結局何も仕込めず金曜日までこのままであった。
4月28日(金) SQ日
2023年4月第4週限月のWeekly SQ値は、28,687円36銭であった。
今までの損失から考えると利益は微々たるものだが、それでも連敗が止めれたのはメンタル的に良かった。 この時点で利益は、57,000円だった。
久しぶりに首尾よくプラスで終了できた安心感からか、ここで余計な一手を打ってしまう。
ここから一旦は下がるだろうという思惑もあり、危険なことにATMの近くに翌週のオプション(5月度第1週限月)でクレジットスプレッドを仕込んでしまった。
④ 23-05 1W C 29,125 買 22円 1枚
⑤ 23-05 1W C 29,000 売 41円 1枚
ポジション表で見ると以下の様なところに仕込んでしまったことになる。
29,000円に到達しなければ、19,000円の利益。 少しでも利益がでればと思ってやった仕込みである。
4月28日は、28,856円で引けたが、夜間取引で日経先物・CFDが上昇をし始めた。
日が変わる頃には、29,000円を超える上昇を見せた。
これはやばい!
と思ったので、手仕舞う決断をした。
④ 23-05 1W C 29,125 買 22円 1枚 → 40円で手仕舞い (+18,000円の利益)
⑤ 23-05 1W C 29,000 売 41円 1枚 → 105円で手仕舞い(-64,000円の損失)
これ、前半にやったように「逆レシオ・コール・スプレッド」だったら(C買を2枚で買っていたら)早々に手仕舞うこともなく、また後々に利益になっていたのに、と後悔した・・・ 時既に遅し。
マイナスに陥らなかったものの、この余計な一手を打ってしまったがために、利益を減らしてしまった。
2023年4月第4週限月の損益は、+11,000円(手数料を引いて、+8,745円)だった。
マイナスから脱却できただけ良かったと思おう。(しかし、コツコツドカンを地で行っている取引をしている・・・)
3月第3週限月(2023/3/15~3/17) -245,308円
3月第4週限月(2023/3/20~3/24) -19,188円
3月第5週限月(2023/3/27~3/31) -32,633円
4月第1週限月(2023/4/3~4/7) -183,733円
4月限月 (2023/4/10~4/14) -456,212円
4月第3週限月(2023/4/17~4/21) -87,138円
4月第4週限月(2023/4/24~4/28) +8,745円
利益小っさ!!
なんだか、この損失をリカバーする自信が無くなってきた・・・
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