前回のブログでも書いたが、2023年3月第3週限月の火曜日(3/14)までブログを書き、そこから約1ヶ月半、ブログの更新を止めていた。 今回はその続きがどうなったかを書き記そうと思うが、まずは2023年3月第3週限月の振り返りも兼ねて、クレディ・スイス銀行破綻のニュースが入るまで、どの様にポジションを組んでいたかを書きたいと思う。
2023年3月第3週限月のポジションの動きは以下の通り。
3月13日(月)から日経平均が下がり始めた為、レシオ・プット・スプレッドのP売りをどんどんロールダウンしていった。
そして、その一方コール側は利確して、レシオ・コール・スプレッドを崩していった。
先週、28,000円台前半にあった日経平均だが、火曜日の時点で約1000円下の27,000円まで降りてきた。 その為、日経平均はそろそろ底で、27,000円前半で揉み合って、この週のSQは27,000~27,250円付近で着地するのでは無いかと考えた。
そして運命の3月15日。 予想通り、日経平均は前日と同じレンジで推移した。
そして、もうコール側に引っかかることは無いだろうと思い、手仕舞った。
⑦ 23-03 3W C 28,250 売 32円 2枚 → 1円で手仕舞い (+62,000円の利益)
ATMギリギリのところになってしまったP売りをロールダウンすることにした。
⑨ 23-03 3W P 27,125 売 100円 1枚 → 110円で手仕舞い (-10,000円の損失)
⑪ 23-03 3W P 27,000 売 76円 1枚 にロールダウン
そして、少しでも利益を積み上げるために、P売を追加した。
⑫ 23-03 3W P 26,750 売 44円 1枚
そして、3月15日の大引けを迎えた。
大引け時のポジションと利益カーブは以下の通り。
Weekly SQは27,000円前半で着地するだろうと思ったが、万が一27,000円を切って着地してもP売に引っかからないように、26,875円まで.耐えれるような形にした次第である。
そしてこの日は、映画を見ない妻が珍しく映画を見たいと言ってきた。 「ラーゲリーから愛をこめて」である。 この日が最終上映日で夕方 18:20からの上映だった。
実話を元にした映画で、シベリア抑留された日本人捕虜が帰国を夢見て過酷な日々を生き抜く物語である。 この映画のために作詞作曲されたMr. Green Appleの「Soranji」の歌も相まって感動的な映画であった。
映画が終わったのが、夜の9時過ぎ。 感動の余韻に浸りながら、無意識にTradingViewで日経CFDのチャートを開いた・・・
え? 26,700円??
見間違いかと思った。 27,700円の間違いかとも。 感動的な映画の話は一気に吹っ飛んだ。 パニックになった。 勿論妻との会話は上の空・・・
日経CFDは引け直後それでも27,200円付近を彷徨っていた。
そして、運命の時を迎えてしまう。 それは同日の18:00あたりだった。
谷から転げ落ちるかのように日経先物・CFDは、急落し始めた。
急落した理由が分からないままだったので、とにかくニュースを調べまくった。
”クレディ・スイス破綻懸念”
これが理由だということにたどり着いたが、あまりにも急で受け止めることが出来なかった。
そりゃそうである。 この時の先物・CFDの値と利益カーブを両方とも参照してみると、すでに大幅赤字であることが見て取れる。
レシオ・スプレッドを組んでもSQ時に利益の山に当たらないのに、こういう時だけ逆パターンはバッチリ当たるという不条理・・・・
とにかく落ち着かなくてはと思いつつも、頭の整理が出来なかった。
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