先週の結果
先週2022年12月第3週限月の結果を振り返りたい。
下の図の左が前週(12/12)に予想した範囲で、右側がその結果である。(なお、夜間取引での範囲も含めるため日経CFDで比較している)
- 予想範囲: 26,800~28,500円
- 結果範囲: 27,198~28,316円
結果としては、予想値は上側も下側も少し広めだったが、それ程大きくハズレているわけではなかった。
上限については、CPI発表を受けてインフレが減速するとの思惑から短期間では有るが上昇しピークを付けた。 ただその後、値を戻して”行って来い”状態になり、その後のFOMCで下落したため、上限値は瞬間的な高値だったと言える。
下限については、FOMCに続いて欧州中央銀行の利上げのニュースが、ダメ押しで相場を押し下げる要因となり、ズルズルと下降した。 その結果、図らずも予想値に近い結果となった。 (ただし、12月第3週限月のWeekly SQ値(27,649円43銭)で考えると、予想値と実際は乖離が有るとは言える。 )
今週の予想範囲
では今週の変動範囲の予想といこう。
2022年12月第4週限月の変動幅は、26,500円~28,100円と予想する。
日経CFDのボリンジャーバンド付き週足とVIXのグラフ(反転グラフ)を合成したものを使い、勝手に予想している。
予想範囲の理由は以下の通り。
- 日経CFDの週足の振れ幅は、おおよそボリンジャーバンドの1σ~1.5σ程度。(急騰、急落時は2σを超えることも有り)
- 全体的に下降トレンドだが、VIXは少し上方向に折れ曲がっているため、もしかするとクリスマスラリーによる上昇もあるのかもしれない。
- 上限(28,100円)について。日経CFDの終値から1σ幅程度と考える。ここにVIXの線と、100週移動平均線来ており、上昇したとしてもここで上値を叩かれると予想。
- 下限(26,500円)について。 前週のCPIやFOMCにより、景気後退懸念が強くなり、軟調相場が続くことも考えられる。 下降トレンドにはずみが付けば、-1σ~-2σの間ぐらいまでは落ちる可能性があると予想。
今年も残り2週間。
2022年通年の損益としては、現時点で-19万円なので、せめて今年中にはトントンにしたいところだ。 ただ、それを目標にして無茶なポジションを取ってしまい、損失を広げるようなことはしたくないので、あくまでも慎重に慎重に進めていきたい。
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