2022年12月第3週限月の振り返り ～ビックイベントを２つこなして取り敢えず生き残った～

今週は米国CPI＆米国FOMCという２つの大きなマーケットイベントが有り、相場は緊張感に溢れていた様に感じる。 色々と試しにやってみた仕込み方法で若干の損失が出たが、それはそれで経験にはなった。
今週の活動を振り返ってみたい。

12/12 月曜日 ～様子見しつつ夜間でコール売を仕込み～

12/13 火曜日 ～ CPI発表で ～

日中は何も仕込まずCPI結果を待つことにした。
そしていよいよ火曜日22:30分。CPI結果は、インフレ減速を思わせる内容だったので、好感されてこのまま上昇するかと思いきや・・・

一回上がって横ばいとなる”行って来い”状態だった。

12/14 水曜日～ 12/15 木曜日 ～ FOMCとの攻防 ～

翌日の未明にFOMCがあるため、12/14の日中は何もせず。
FOMCの結果を見て翌日の12/15（木）に最後の仕込みを入れようかと思ったが、FOMCが気になったのか朝の4時前に目が覚めてしまった。

FOMCはタカ派発言により急落。

12/15の日中取引は、何もせず今週の取引終了となった。

12/16 金曜日 ～ Weekly SQ日 ～

既に取引最終していたので、朝の寄り付きを待つばかりだったのだが、夜間取引でジワジワと下落を勧めていた。 無難にSQ日を迎えれると思ったが、日経CFDが「④ P 27,625売」のポジションに近づきつつあった。

まとめと対策

今週は、2大イベントがあったこともあり、非常に気を遣った週だった。

CPIではインフレ減速を示す指標がでて好感されるはずだったのに、上昇は限定的で値を戻し、FOMCの結果もある程度織り込まれていたはずだったのに、タカ派発言を受けて下落に転じる始末。

この様な波乱が見込まれるフェーズこそ、ストラテジーを組んで、利益を取ってみるべきだと思う。 実際、今週は2つの実験を試みた。

１． CPI時の実験（12/13 火曜日）

12/14のブログから抜粋

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急進・急落で利益を取る事を想定して、少し離れたところでコール買、プット買を仕込んだ。

　② 22-12 3W C 28,875 買 28円 1枚
　③ 22-12 3W P 26,875 買 20円 1枚

そして、上昇したことを見届けて、これらを手仕舞った。

　② 22-12 3W C 28,875 買 28円 1枚 → 35円で利確 （+7,000円の利益）
　③ 22-12 3W P 26,875 買 20円 1枚 → 9円で手仕舞い （-11,000円の損失）

あ、トータルでマイナスやん？？ 下手くそ！！

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手仕舞いのタイミングが悪かったこともあるが、今回のCPI発表後 値動きとしては”行って来い”になってしまったので、どのみち当初期待したような利益は得られなかったものと思う。
ただ、以前の「CPIショックによる急落」や、「ビックイベント終了後の安心感からの急上昇」が今回も発生していたら、高確率で利益になったと思われる。 今後も機会を見てこの様な実験をしてみたいと思う。

２. FOMC時の実験（12/15早朝）

上記まとめでも書いたが、FOMC後の下落を見て、レシオ・プット・スプレッドを組もうと思った。
売りと買いを間違えて仕込んでしまったために、このストラテジーを仕込まずじまいだったが、もし仕込んでいたら、今週の利益は1.5～２倍になっていた。

もともと、以下のポジションを仕込むつもりだった

　22-12 3W P 27,750 買 60円 ｘ 1枚
　22-12 3W P 27,500 売 25円 ｘ 2枚

これが仕込めていたとすれば、

今回のSQ値であれば、+190,570円の利益になっていた。 勿体ない・・・

タイミングを見て、今後もこの様なストラテジーを組んでみることは必要だとおもった次第だ。（リスクを限定しつつ、利益を求めるという姿勢は常に必要だが。）