今週は少額ながら、何とか利益にすることが出来たが、よくよく考えてみるとここ2週間はひどい波乱相場だった。
2021年は裸売りで利益を積み上げてこれたが、昨年9月から様相が変わり、裸売りが超絶危険な変動が大きい相場に転換した。 そんな2022年の相場でも、ここ2週間の変動は最悪に近いものだったのではないかと思う。(データは取ってはいないが・・・)
この様な状況下において、ここ2週間トータルが少額損失か少額利益で終われていれば、「波乱相場を乗り切った!」と胸を張って言えるのだが、まだまだ課題は多い。
さて、今週の取り組みとしては、リスクヘッジという観点ではうまく出来ていたのではないかと思う。
(デビットスプレッドと連呼していたが、言葉の定義が違うと気づいた。 バーティカルベアプットとバーティカルブルコールの組み合わせで、「コンドル」を形成した、というのが正しい呼び方のようだ。)
ただ、木曜日のブログでも書いたがもう少し利益を底上げしても良かったかと思う。
通常のMonthly取引だと、コンドルの両側にOTMのコール売・プット売を仕込むのはリスクが高いと思うが、Weeklyの場合は残存日数が限られているので、有効だと思う。 ただ、残存日数とのにらめっこが必要で、仕込むタイミングが重要だ。
今回の「P 25,500売 13円」は、取引終了日に仕込んだため、13円までオプションプレミアムが剥がれ落ちてしまっていた。 CPI前で日経平均が膠着することが予想できていれば、もう少し早めにOTMのコールまたはプット売りを仕掛けても良かったのではないかと思う。
また、利益で着地できたのは良かったが、こんな波乱のときこそ、ある意味チャンスで、リスクをきちんと考えながら、利益を取りに行くことも出来たのではないかと、思った。
なんの裏付けもない時にリスクを取って大負けするのに、チャンスではビビってしまって薄利しか取れないということで、敗北感を感じた週だった。
もちろん、手堅いオプション戦略を組んで、利益を確保することを優先しつつも、チャンス時には果敢にリスクを取りに行きつつ、読み違えたときにはすぐ撤退する、という姿勢と癖付けも必要と感じた。
今日(10/15)の早朝の米国市場は、前日(10/14)の急騰は何だったのか!?と思うぐらい急落していた。 10/14も米国債権10年利回りが上がっていたので、なぜ急騰したのか個人的には「?」だったのだが、今朝はそれが更に上昇して、米国指標全体が軟調になっていた。
月曜日の日経平均は更に下がるだろうなぁ。 このタイミングで、OTMのコール売をいれてみるか。
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