2022年9月第3週限月 木曜日(9/15)取引最終日

日経225オプション

CPIショックで揺れた昨日の余韻を引きずったまま今日を迎えた。

 再び大きく下落しないかドキドキしながら相場を見守っていた。 もっぱら気になるのは、昨日ロールダウンした「P 27,375円売」に日経平均が到達するかどうか・・・

 昨日の米国市場は小幅に反発していたため、大きく下落する要素はなかったし、後1日という状況で、後500円の下落は無いだろうと読んではいたが、CPIショックの後なので、少しナーバスにはなる。

結局、今日の日経平均は27,800~28,000円の間で推移する揉み合いの相場だった。

9/15 日経平均 日中

 コールをもう一枚売れる状況ではあるが、オプションプレミアムは残存日数が1日を切っていたこともあり、ATM付近以外は枯れ枯れ。
 ATMが27,800~27,900円をうろついている中、安心して売り仕込みできそうなポジションは、最低「C 28,375円」(できれば「C 28,500円」)。 しかし、それでもリスクを取るにはオプションプレミアムが魅力的ではない。

ここで、実験的な仕込みをしてみようと思いついた。
オプションプレミアムがまだ枯れていない「C 28,125円」に、オプションの売りと買いを同時に仕込むことにした。

日経平均は、レンジで揺れていたので、29,000円台半ばで、「C 28,125円売」を仕込み、トレンドが下降するタイミングで、「C 28,125円買」を仕込んだ。(うまく仕込めた)

22-09 3W C 28,125 34円 1枚
22-09 3W C 28,125 29円 1枚

その後、このポジションをどうするか考えた。

  1. 日経平均が上がるようであれば、
    • ある程度日経平均が上がるところまで見届けてから、同時に「C売」「C買」を手仕舞った上で、上のポジションにロールアップ。
      → +5,000円の利益とともに、ロールアップしたオプションプレミアム分の利益が取れる。
  2. 日経平均が下がるようであれば、
    • ある程度下がったのを見届けて、「C買」を手仕舞って、「C売」を残す。
      → 「C売:OP額」- 「C買:手仕舞OP額」の分だけ利益となる。

1の場合は、ロールアップしたポジションを突き破るほど日経平均が上昇した場合がリスク。(恐怖指数が上がっている状況なので、急騰することはないと思うが。)
2の場合は、下がった日経平均が折り返した際に、「C 28,125円」が明日の朝ITMになる可能性はありうる。

リスク具合から考えると、1 < 2 だと思う。 しかしやはり、5000円に甘んじて「C売」「C買」のポジションをキープするか、良いタイミングで両方手仕舞うか、の2択にしようと決めた。

22-09 3W C 28,125 29円 1枚 → ⑩33円で利確 (+4,000円の利益)
22-09 3W C 28,125 34円 1枚 → ⑪27円で利確 (+7,000円の利益)

「C買」の利確が遅れてしまったせいで、4,000円しか利益を取ることが出来なかったが、良いことにしよう。(なお、「C売」ももう少し待てばもっと利幅を取れた。) しかし、タラレバはやめよう。 利益が取れただけでも良いことにしよう。

もうすぐ、15時。 これ以上やることは無いか・・・ このまま座してSQを待つことにする。

最終のポジションは以下の通り。

9/15 最終ポジション

さぁ、あと半日。 暴落、高騰などありませんように・・・

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