昨夜の米国市場は、大手小売の決算が嫌気されたことや、長期金利上昇の影響を受けて、主要3指標は2%の下落に見舞われた。
S&P500は、終値でまた4000円を割ってしまった。
その軟調な米国相場を受けて、これまで膠着状態だった日経平均も、下落で始まった。
そう、やっと。 やっと動いた!
しかも、こちらが期待する下落方向に動いた。 我慢した甲斐があった。
先週仕込んだ、プット側のデビットスプレッドが、やっと報われる日が来た。
日経平均は安値で、27040円付近まで下がり、まさしくデビットスプレッド(「P 27,125買」&「P 27,000売」)のど真ん中近くまで来てくれた。
過去にデビットスプレッドなり、バタフライスプレッドなりを組んだ際、期中でATMがストラテジーの利益ゾーンに入ることはしばしば有った。 ただ、SQ日までATMが利益ゾーンに留まることは稀で、最終的にはそんなに利益が出ない状態で着地するケースが多かった。
今回もデビットスプレッドに引っかからずにSQ日を迎える可能性もあり、それを想定すると、若干でも利益を出せるポジションにしておいた方が良い。 そこで、少し離れたところに、プット売を仕込むことにした。
⑥ 23-02-4W P 26,750 売 13円 1枚
⑥を仕込んだ後に、ATMが更に下落したので、同じ位置にもう一枚仕込んだ。
⑦ 23-02-4W P 26,750 売 17円 1枚
明日2月23日は祭日となる。 そのせいで、2月第4週限月のオプション取引は今日が最終日となる。 2月24日(金)は平日なので、いつも通りこの日がWeekly SQ日。 つまり、SQまでに1日空白期間が出来てしまう。
今日はATMがデビットスプレッドの部分に入ってきているので、ここで手仕舞っても利益にはなる。 本来リスクを回避するのであれば、ここで手仕舞うのが吉だと思う。
ただ、賭けにはなるが今のポジションでSQ日まで行くことにした。運が良ければ、大きな利益にはなる可能性があるからだ。
最終的なポジションは以下の通り。
プット側のデビットスプレッドにフルで引っかかれば、15万円の利益。 引っ駆らなければ 2.5万円の利益。 ただ、大きく急落した場合は、26,700円ぐらいまでは、耐えれるストラテジーとなっている。
先ずは、23日未明のFOMC議事要旨だ。 この結果で日経先物がどの様に動くのか。
また、この祭日に先物やオプション取引が有るとは言え、現物が動かない期間の取引は、想定以上に振り回される場合がある。 大きく下がりませんように・・・としか言いようがない。
取り敢えず、今日で2月第4週限月の証拠金所要額はリセットされたので、3月第1週限月の仕込みをするかなぁ。
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