2023年1月第3週限月日経平均変動幅を予想

先週2022年1月限月の結果を振り返りたい。

下の図の左が前週（1/8）に予想した範囲で、右側がその結果である。（なお、夜間取引での範囲も含めるため日経CFDで比較している）

先週はCPIがあり、インフレ減速を織り込んでジワジワと高値の26,500円まで上昇した。 CPIの結果は市場予想と一致したので、上昇すると思いきや急落。
SQ後、夜間取引でズルズル下落して最安値の25,706円まで到達した。

先週の変動幅予想の判定は以下の通り。

予想の上限または下限と、実際の上限または下限の差によって評価している。
　◎ ・・・ 125円以内
　○ ・・・ 250円以内
　△ ・・・ 375円以内
　X ・・・ 375円より上

では今週の変動範囲の予想といこう。

2023年1月第3限月の変動幅は、25,100円～26,700円と予想する。

日経CFDのボリンジャーバンド付き週足とVIXのグラフ（反転グラフ）を合成したものを使い、勝手に予想している。今週も先週に引き続き、VIXと日経平均の動きが乖離している。

予想範囲の理由は以下の通り。

VIXと日経平均は連動しなくなっているが、VIXが上に折れ曲がっているので、米国市場は上昇基調にある。日経平均がそれに引っ張られて上がる可能性もある。
ただ、今週は日銀金融決定会合もあり、ネガティブニュースが出ると、日経平均が下落する可能性も否定できない。昨年10月の底値（25,600円近辺）を割ると一時的には下落が加速するリスクもあると考える。
上は、為替が円安+米国指標上昇となった場合、25MAと1σの間辺りと予想。
下は、日銀金融決定会議でのネガティブニュースがあれば、-2σと-3σの中間辺りまで下がると予想。

日銀金融決定会議が曲者だ。方針転換して金融緩和を止める！なんて言い出すような気もする。その時に市場がどう反応するか。
（既に、プット売りなどを仕込んでしまっているので、大きく下落するのでは無いかと戦々恐々としている・・・）