年の初めは、取引できる日数が2.5日しかなく、オプションプレミアムが最初から減価している状態だったので、私のようにオプション売から入る場合は慎重さが求められる週だった。
1/4 水曜日 ~大発会~
この日は大発会。 年末の大納会の後の夜間取引では、日経先物が下落していたので、25,700~25,800円で始まることは分かっていた。
取引日数も少ないので、今週の取引はやめておこうと思いつつ、ポジポジ病が発病して仕込んでしまった。
① 23-01-1W P 25,250 売 18円 1枚
② 23-01-1W P 25,375 売 34円 1枚
1/5 木曜日 ~取引最終日~
1/4の夜間取引にて、日経先物が一時25,600円付近をうろうろしていた。 昨年10月の安値を割ると更に下落する懸念があったので、保険を仕込んだ。
③ 23-01-1W P 25,250 買 16円 1枚
ただ、1/5の日中はそこまで下がらない動きを見せたので、③を手仕舞いし、コール売りを仕込むことにした。
③ 23-01-1W P 25,250 買 16円 1枚
→ 3円で手仕舞い(-13,000円の損失)
④ 23-01-1W C 26,250 売 21円 1枚
1/6 金曜日 ~Weekly SQ日~
日経平均は揉み合いが継続したため、仕込んだポジションに対してITMになることもなく着地した。
あまり欲張らずにポジションを入れたので、利益を出して終了となった。
最終的な損益は、+60,000円の利益だった。(手数料を引いて、+59,010円の利益)
まとめと考察
今週は、衝動的に「プット売」を仕込んでしまったので、そこには何の戦略性もない。
敢えて言うとすれば、保険で仕込んだ「③ 23-01-1W P 25,250 買 16円 1枚」が僅かではあるが足を引っ張る結果となった。
日経平均が、昨年の10月の底値(25,600円付近)に近づいており、本来であればこの辺りを底と認識して強気な仕込みをすべきだった局面である。 ただ、やはり昨年の日銀ショックのせいで、日本株相場のフェイズが変わった可能性も否めず。 もし、25,500円を割る展開があったとすれば、短期的には更に下落する可能性も無いとは言えなかった。
そういう観点では、あの時点での保険の仕込み自体は正解だったと言える。 ただ、もし何かミスがあるとすれば、その後の保険の手仕舞いのタイミングではないかと思う。
とはいえ、年明けのイレギュラーな週ではあったので、年初から損失を食らうよりは、少しでも利益が積み上げられたことは良かったと思う。
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