結果的には穏便にSQ日を迎える ~2023年1月第1週限月 金曜日(1/6) Weekly SQ日~

日経225オプション

今週は週の前半が正月で休みだったので、取引開始時点で残存日数が少なく、売りオプションで利益を出すにはATMに近いポジションを取らなくてはならないリスキーな週であった。

そのため、リスク回避の為に今週は取引を見送ろうと思ったのだが、悲しい性で売りポジションを仕込んでしまった。 2.5日ではあったが、少しハラハラする週ではあった。

今日の日経平均は、揉み合いつつも微増で終わる展開だった。

1/6 日経平均 日中 5分足

心配していたプット売りは、25,375円だったので、何かのネガティブニュースで暴落しない限り、安泰だと思っていた。 昨晩からちょこちょこ日経先物・CFDを監視していたが、大きく下げる様子も見られなかったので、今回は安心して朝を迎えることが出来た。

2023年1月第1週限月のSQ値は、25,728円 16銭であった。

売りポジションはどれもSQ値に引っかからずに着地することが出来た。 それほど売りポジションを仕込んでいなかったので、利益額としては小さいが、「利益が小さくとも損失を出さない方が重要」と、自分に言い聞かせて素直に今日のSQ日を喜ぶことにした。

最数的なポジションは以下の通り。

今週の損益は、+60,000円の利益だった。(手数料を引いて、+59,010の利益)


今週のSQは何も心配がなかったので、今日は来週の仕込みをすることにした。

米国市場の状況により日経平均が浮上する可能性はあると思うが、日銀ショックのせいで日本株全体が軟調に転換していると感じている。 したがい、来週は26,000円を超えてくるものの、26,500円までは行かないのではないかと勝手に予想した。

それもあり、まだ残存日数が1週間ある内に、レシオ・コール/スプレッドを組んでみることにした。

 23-01 C 26,000 230円 1枚
 23-01 C 26,250 125円 2枚

今日 金曜日夜の22:30は、

  • 米・12月非農業部門雇用者数
  • 米・12月失業率

の発表の日。

結果は、

  • 米・12月非農業部門雇用者数:22.3万人(予想:+20.0万人、11月:+26.3万人)
  • 米・12月失業率:3.5%(予想:3.7%、11月:3.7%)

だった。 雇用者数が上がり、失業率が下がると、今までのパターンでは、FRBの金利引き締めが続くという思惑から、指標は下がるのだが、今回は上がった。

1/6 日経CFD 夜間 5分足

上のチャートの様に22:30には株価が急激に上昇し、25,900円前半から一気に26.140円辺りまで駆け上った。 何故??と思うも、どうやら賃金が鈍化したらしく、それを好感しての瞬間急騰だったらしい。 ただ、その後は、また26,000円あたりでうろつく展開となった。

さて、来週はどんな感じになるのだろうか。

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