2022年9月第1週限月 水曜日(8/31)

日経225オプション

さて、今週のWeeklyオプショントレードも取引できる日数は、今日を含めて後2日。
オプションプレミアムも、減価してしてきて売り仕掛けをするには、中々難しい。

8/31朝時点のポジションは以下の通り。
27,500円~28,625円の間で着地すると利益になる。

8/31朝 時点でのポジション

今朝は27,928.09円で寄り付いたが、日経平均は小幅に上下に動く状況。

今日明日の動きを以下のように考えた。

  • 既に米国市場は2日連続の大幅続落。 しかし、金融緩和を続けている日本株は、円安の影響もあり強め。 その甲斐もあり、日経平均は下がっても 27,800円弱で踏みとどまっている。
    従い、今夜の米国市場が、
    • 続落した場合: つられて下日経平均も落するだろうが、それでも27,500円に届かないと予想。 そして、3日続落したら、翌日の木曜日は上昇する確率が高くなるので、Weekly SQは27,500円以上で着地すると考える。
    • 上昇した場合: それにつられて日経平均は上昇するが、米国株(DOW, S&P)は100MAが株価の真上にあるため、そこが抵抗となり急騰することは無いと思われる。 また、日経平均も25MAが株価の上にあるため、一旦の抵抗線となり、明日木曜日の上値は28,200円~28,300円程度で抑えられるのでは無いかと予想する。 そして、木曜日の夜間で+300円まで上昇しなければ、28,625円まで届かない事となる。
8/31日経平均 日足+オプションの範囲

しかし、27,500円~28,625円のうち、どちら側がリスクが高いか考えたところ、やはり下は底堅い気がしたので、米国株の上昇につられて跳ね上がる可能性のある28,625円の方がリスクが高いと思った。

もう、残存日数が少ないので、おそらく今日が売り仕掛けができる最後のチャンス。
前述の考察の通り、上側の方がリスクが高いと考えたので、下側のポジションを操作することにした。注目したのは、これらのポジション。

考えられるポジション操作は以下の通り

  1. 「P 27,375買」を手仕舞い。 (9:40時点オプションプレミアム 25円)
    -11,000の損失になるも、SQまで放置するよりは証拠金が25,000円上がる
  2. 「P 27,000売」(9:40時点オプションプレミアム 10円)を手仕舞いして、「P 27,375売」または「P 27,500売」に逆ロールアップする。
    +46,000円の利益になり、証拠金を+15,000円または、+25,000円上がる
  3. 「P 27,500売」(9:40時点オプションプレミアム 31円)を手仕舞いし、リスク承知で、「P 27,625売」(9:40時点オプションプレミアム 48円)に逆ロールアップする。
    +5,000円の利益になり、証拠金は+17,000円上がる

ここで、少し説明したいのだが、上記に「証拠金」を記載している理由は、損益よりも「証拠金」が上がるか下がるかを見ながらポジションの操作をしているからである。

オプション売りが約定すると、オプションプレミアム分証拠金が上がる。 逆にオプションを買いが約定すると、オプションプレミアム分証拠金が下がる。 オプションを買った時点で、証拠金が下がっているので、オプション買いの損切りは、証拠金が上がる方向になるので、逆に気分的に楽である。

上記1、2は、証拠金が+25,000円となるので、悪くない。 3は、リスクを取る割には証拠金が+17,000円しか上がらないので割に合わない。
しかし、もっと証拠金を上げる方法を思いついた。

22-09 1W P 27,500 売 31円 1枚

更なるプット売の追加である。

下側は底堅く、27,500円まで落ちないだろうと予測したからこその、追加でプット売りポジションを入れた。
万が一急落したときは・・・ 「P 27,375買」ポジションとともに損失覚悟でロールダウンしよう・・・・と心に決めて。

当の日経平均だた、今日はもみ合いであった。

8/31 日経平均 5分足

従い、本日のポジションは以下の通り。 27,500~28,625円で着地すると、98,000円の利益。

8/31時点 ポジション
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