今週の相場は下がると言われており、確かに下がったのだが、その後上昇して27,500円台を回復する展開だった。
2月14日の日銀総裁人事とCPIの発表前で、方向感のない動きになっているのか。
日銀総裁人事については、元々予想されていた雨宮氏ではなく、元日銀審議委員の植田氏を起用するという報道が既に出ており、人事については既にサプライズ済みである。 これ以上のサプライズは出ないと考えられる。 注目は、植田氏がタカ派的な政策に出るのか、それとも従来のハト派路線を継承するのか?ということだ。 何れにしても、日経平均が大きく動くのはもう少し後なのかもしれない。
寧ろ、米国のCPIがどうなのかが気になるところだ。 インフレが減速してきているという認識の中、CPI値によっては、金利の終着点が何%になるのか(ターミナルポイント)の見方が変わってくる可能性がある。 高金利状態が続くと市場が感じれば、当然経済指標が下落することになる。
ということで、CPIの結果を見るまでは、取り敢えず「コール売」だけを仕込むことにした。
極力遠くの権利行使価格に仕込む目的で、先週金曜日(2/10)に、
① 23-02-3W C 28,500 売 32円 1枚
を仕込んだ。
今日の日経平均が下落したこともあり、この①のポジションは良い感じで含み益状態になった。 早めに利確して、別のコール売を仕込んでも良いぐらいだ。 (現在の証拠金レベルでは、安全を見ると「売り」は2枚しか入れれないため。)
そして、今日(2/13)は、もう一つコール売りを仕込んだ。
② 23-02-3W C 28,125 売 28円 1枚
日経平均がリバウンドすることを想定して、指値注文を入れた結果、上記のオプションプレミアムで約定した。
夜間取引で、日経CFDは徐々に上昇している。 米国市場が始まり、夜中の12時時点では、3指標ともプラスになっていることもあるのか。または、米国金利が上昇してることで、為替が円安になり、日経平均的には好材料となっているのか。 いずれにしても、CPI待ちの状況だと思う。
本日のポジションは以下の通り。
今は、ただただ静かに見守ろう。
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